産科セミ・オープンシステム

当科では、妊婦健診をご近所の産婦人科医院で受けていただけるセミ・オープンシステムをとっております。このシステムは、妊婦さんが受ける10数回の妊婦健診のうち、妊娠中期までの6回ほどをご近所の産婦人科医院におまかせするものです。それにより、妊婦さんにはご近所の「かかりつけ医」をつくっていただき、妊婦健診のほか、いろいろな相談を気軽にしてもらいたいと願っております。


連携をとっている産婦人科医院とは妊婦健診のあり方に関した十分な情報交換を行い、個々の妊婦さんに関する診療情報は「共通診療ノートまたはセンダードネット」によってやりとりする方式をとります。この間、妊娠10週、20週頃の妊婦健診とすこやかクラス(母親教室)は当科で受けていただきます。妊娠34週以降は異常が出やすい時期となり、お産に備えたいろいろなお話も必要となるため、当科での妊婦健診となります。


開業医の先生は平日午後や土曜日も診療をされており受診しやすく、当科より待ち時間も短くなっております。具合が悪くなられた場合はその「かかりつけ医」を受診いただくことも可能です。診察によって、必要があれば当科へ紹介となります。もちろん休日や夜間、症状によっては平日でも、当科へ直接ご連絡の上、受診いただいてもかまいません。

ぜひ皆様にはセミ・オープンシステムを利用して、ご負担の少ない妊娠期間を送っていただくようお願い致します。


妊娠週数 健診内容 検査 その他
9~10週 胎児頭殿長測定
  →分娩予定日の決定
血液型
血糖
風疹抗体価
分娩予約
妊婦相談、バースプラン説明
すこやかクラス予約(初産婦)
12~14週 それぞれの健診施設で妊婦健診を行います 血算(貧血検査)
梅毒
B型肝炎
C型肝炎
HIV(エイズ検査)
抗体スクリーニング
クラミジア抗原
子宮癌検診
16~19週
20~23週 内診、経膣超音波→頸管長測定
聴診(心雑音の有無)
妊婦相談、バースプラン説明
すこやかクラス予約(経産婦)
24~26週 それぞれの健診施設で妊婦健診を行います 血算(貧血検査)
HTLV-1
27~28週
29~31週
32~33週
34~35週 胎動カウント表の確認 血算(貧血検査)血糖 妊婦相談、バースプラン説明
35~36週 膣分泌物培養(B群溶連菌)
HTLV-1
36週 胎盤の確認 帝王切開の場合は術前検査
37週 NST(胎児モニタリング) 助産師外来、バースプラン説明
38~41週 NST(胎児モニタリング)

の週(20週頃及び34週以降)は当院での妊婦健診となります。

母子手帳と共通診療ノートをお持ちの方は、常に携帯するようにお願いします。