肺がん検査/胸部CT撮影

肺がん検診は一般的には胸部X線撮影と喀痰検査の組み合わせで行われており、人間ドック検査の標準項目にも採用されております。当健診センターで行っている肺がん検診は人間ドックを申し込まれた方を対象としたオプション検査です。肺がんの発見率を上げるために胸部CT検査、肺がん関連腫瘍マーカー検査(CEA, CYFRA, ProGRP)および喀痰検査の三項目を組み合わせたプログラムです。当健診センターでは2017年4月よりスタートしており、胸部X線写真だけでは発見し得なかった早期肺がんが発見されております。

胸部を連続撮像した断層写真で、撮像スライスは0.5~5ミリ幅まで薄く切った数百枚の断面から成ります。肺の微細な構造までみることができ、小さな病巣を発見することができます。CTデータを再構成することによりいろいろな断面(冠状断、矢状断など)の画像だけでなく、三次元画像も表示することができます。検査も高速化し短時間(約3分)で終了し、被ばく量も少ないです。


胸部CT撮影装置 胸部CT画像の一部

肺がん、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、肺結核、気管支拡張症、肺のう胞、肺炎、自然気胸、縦隔腫瘍など呼吸器の主な疾患の診断に大きな力を発揮します。


喫煙者、既喫煙者、受動喫煙者(家族に喫煙者いる方)、家族に肺がんになった人がいる方、日常的に喀痰、息切れ、胸痛がある方、血痰がある方など。


肺がん検査の結果肺がんなどが疑われ、確定診断のために気管支内視鏡検査や肺生検など次の対応が必要と思われた場合には仙台市内の呼吸器専門医療機関をはじめご希望の医療機関に速やかにつなぎます。


妊婦の方、妊娠の可能性のある方、胸部に医療機器の植え込みがある方です。
その他質問のある方は下記にご連絡ください。


2022.9.1


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