看護部はPNSで看護を実践しています
PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)とは・・・
PNSは、2009年に福井大学病院で独自に開発した看護方式です。
看護師の経験年数に関わらず、1人で複数の患者を受け持ちながら展開してきたこれまでの看護を、2人の看護師が複数の患者を受け持ち看護展開し、互いに補完し相乗効果を発揮しながら、その責任と成果を共有し、安心で安全な質の高い看護を提供するという看護方式です。
【定義】
看護師が、安全で質の高い看護を共に提供することを目的に、主任看護師を核(コア)としたグループの中で、
互いに良きパートナーとして、対等な立場で、互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合って、その責任と成果を共有する看護体制。
東北公済病院 Partnership Nursing System 研修
目的 | パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)の実際を看護現場で体験・学習し、自施設でのPNS導入・向上に役立てる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日時 | 1か月前までに希望日をご相談ください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
研修費用 | 研修生1日1名につき2,000円+消費税 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
持ち物 | 白衣、名札、ナースシューズ、筆記用具他 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宿泊 | 2日研修で宿泊が必要な場合は各自で手配してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
更衣室 | 職員更衣室のロッカーを使用(貴重品はロッカーに施錠し保管) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昼食 | ご自身でご準備ください。(院内にコンビニエンスストアがございます。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
研修内容 | 【1日コース】
【2日コース】 -1日目-
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申込み方法 |
・申し込み用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上研修1か月前までに 用紙1 用紙2を以下のアドレスへ送付して下さい。 ・研修参加人数は1回につき2名までとさせていただきます。 ・日程調整の上10日以内にメールにて回答いたします。 【お問い合わせ・ご連絡先】 〒980-0803 仙台市青葉区国分町2丁目3-11 国家公務員共済組合連合会 東北公済病院看護部 TEL: 022-227-2211 E-mail: kyouiku@tohokukosai.com |
2人で行う安全と安心の看護の提供
1.情報収集、アセスメント、看護計画
ペアで協力して情報収集、共有をして患者さんにケアを提供します
2.情報収集、アセスメント、看護計画
ペアで協力して情報収集、共有をして患者さんにケアを提供します
3.情報収集、アセスメント、看護計画
ペアで協力して情報収集、共有をして患者さんにケアを提供します
フレッシュパートナー
入職直後の新人とペアは、3人で業務にあたります。
入職当初は仕事の内容や動き方がわかりませんでしたが、パートナーの先輩方に教えて頂きながらひとつひとつ覚えていくことが出来ています。パートナーと行う看護技術チェックでは、自分の課題が明確になり、先輩に認めて頂いた技術は自信に繋がっています。分からないことがないかよくパートナーには声を掛けていただき、見守ってもらえていると実感できているので、安心して働くことが出来ています。
育児休暇明けでの復帰は不安も大きかったのですが、PNSを導入しているおかげで、常にパートナーと相談し2人で確認しながら業務を分担できるので安心して、より質の高い看護を提供できると思います。現在は時短勤務で働いていますが、残務があったとしてもパートナーがいるからこそ他の人に仕事をお願いすることがありません。 また次勤務者への申し送りもお願いできるため、時間で仕事を終えることが出来るので、子育てをしながらでも働きやすい環境です。
働くスタッフの声
PNSパートナーと1日のスケジュールや業務における不安な点を気軽に相談できるため、安心して働ける環境であると共に、安全な看護の提供にもつながっていると感じています。日々自分の未熟さに落ち込むことが多いですが、先輩は出来ている点も見て伝えてくれるため、達成感やモチベーションの向上にも繋がり少しずつ成長できていると感じています。まだまだパートナーの先輩に頼ってばかりですが、先輩の技術を近くで学べるため、専門職として自立していきたいと思います。
フレッシュパートナーとして後輩と関わっています。一緒に悩んだり考えたりしながら働くことで、後輩が日々成長していく過程を実感できています。私自身、今まで教えて頂いた知識や技術の再確認や、技術のレベルアップの良い機会となっています。PNSで働くことは、後輩そして私も成長できるものであると思います。
入職当初は毎日が初めての事ばかりで不安でいっぱいでした。自分自身の技術の未熟さや知識不足に悩むこともありました。しかしPNSのおかげでパートナーの先輩と、出来ている所や課題を振り返り日々の自信と活力になっています。PNSパートナーの先輩だけではなく、毎日のペアの先輩、またチームの先輩方にも見守っていただき、困った時はいつでも相談できる安心感の中で働く喜びとやりがいを感じています。
入職して3年が経ち、フレッシュパートナーとして後輩と関わるようになりました。後輩へ指導する中で自分自身が日々の看護を振り返り学ぶ機会が多くあります。当院ではPNSを実践しているため、不安な事があればパートナー、またペアの先輩に細かく相談、報告が出来ます。そのため安心して患者さんへ看護を提供することができ、自分の自信や技術の向上にも繋がっていることを実感しています。
入職したばかりですがPNSパートナーの先輩に分からないことを相談し、慣れていない技術は見守りをしていただいています。先輩の方からも「困っている事はない?」と声を掛けて頂いているので、安心して働くことが出来ています。看護の事はもちろん、挨拶など社会人としての基本も学び、人として成長できているように感じています。
フレッシュパートナーとして後輩と関わっています。どのように指導すればよいか、患者さんのケアをどのように支援していったらよいか悩むことも多いですが、当院ではPNSを取り入れているため、パートナーの先輩やまた他のスタッフから助言を頂き、病棟全体で後輩の育成を行っています。
育児休業から復帰し病棟勤務は5年ぶりでした。2人の子育てをしながら新しい部署で働くことへの不安がありましたが、PNSのおかげで常にパートナーと確認しながら勤務を行うことが出来ています。患者さんのことで気軽に相談できるパートナーがいるため、日々安心して働くことが出来ています。