当科では骨・軟部腫瘍および足部疾患をとくに専門としており、東北地方全域から（ときにはそれ以外からも）患者さんをご紹介いただき診療を行っています。

手術治療を数多く行ってはいますが、手術治療・保存治療（手術以外の治療）のどちらがより適しているかを慎重に判断して治療を行っています。

また、骨折を防ぐため骨粗鬆症の予防、啓発にも取り組んでおり、近隣の整形外科開業医の先生方と連携して診療しています。

骨・軟部腫瘍(骨内、筋内、皮下脂肪内などの腫瘍)

手術が必要か、経過観察のみでよいかを正確に見極めて、患者さんに治療方針を呈示しています。

放射線診断医、病理診断医と密に意見交換を行い、確実な診療に努めています。

足部疾患(足関節～足趾の変形、痛みなど)

外反母趾や変形性足関節症など数多くの疾患に対して手術やインソール(靴の中敷き)などによる保存治療を行っています。

骨粗鬆症

腰椎・大腿骨の骨密度検査装置を用いて正確な評価を行い、患者さんごとに適切な治療方針を決めています。

それに基づいて、当科でもしくは近隣の整形外科開業医に依頼して、骨折を予防するために最適な治療を行っています。

外傷(骨折、靭帯損傷など)

交通外傷、スポーツ外傷などの外傷全般に対する手術治療、保存治療を行っています。

その他

整形外科は非常に幅広い分野を扱うため、当院だけでは対応できない場合があります。その場合は疾患ごとに専門の病院を紹介しています。