白内障手術について

景色

☆ 当院は入院で手術治療をしています。
☆ 入院期間は、原則1泊2日間です。
☆ 最新の機器と人工レンズを使用しております。


白内障とは、眼の中にある水晶体というレンズが白く濁る病気です。カメラのレンズが曇ると写真がうまく写らないのと同じで、白内障になるとものが霞んで見えることになります。

水晶体の濁りの多くは、少しずつゆっくり進んでいきます。一度濁った水晶体は、目薬で元通り透明にはなりません。白内障の目薬は進行を少しでも遅らせるという効き目しかなく、今のところ進行した白内障は手術をして濁りをとるしか方法がありません。


  • かすんで見える、見えにくい、焦点が合いにくい。
  • まぶしく見える。明るいところで見えにくい。
  • 遠くが見えにくく、近くが見えやすくなる。めがねが合わない。
  • ものが2重、3重に見える

白内障が進行し、日常生活に不自由を感じるようであれば、手術を行います。
以下のようなとき、手術を考えます。

  • 視力が低下し、仕事や生活に支障がある。目が疲れやすい。
  • 外ではまぶしく、見えづらい。
  • 視力が0.7以下に低下し、運転免許が更新できない。
  • 白内障が進み、医師が診察した上で手術を勧められたとき。

一般的に、濁った水晶体を超音波で砕いて取り除き、人工のレンズを挿入する方法が用いられます。
手術は局所麻酔で行い、通常は20-30分程度で終了します。
当科では術後の炎症や乱視が比較的少ないとされる、傷口が2.4mmの小切開手術を行っております。また、手術に際しては最新の機器を使用しております。
手術後の標準的な入院期間は1泊2日としています。術後は眼帯をするので、入院であれば安心した生活を送れます。
御希望に応じ、個室の用意もございます。
頻度は少ないですが、入院日数が変更になることもあります。


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