医療安全に関する取り組み
患者さん、ご家族に安全・安心な医療を提供するため、医療安全対策室が中心となりさまざまな取り組みを行ってい ます。その取り組みの一部をご紹介させて頂きますので、ぜひご参加(ご協力)下さい。
1.活動内容
医療安全管理体制の構築
- 医療安全対策室カンファレンスの開催(毎週)
- 医療安全管理委員会、医療安全推進部会、医療安全リンクナース会の開催(毎月)
- 医療安全管理マニュアルの整備
教育・研修
- 医療法に基づく全職員向け研修会の開催
- 各種講演会やセミナーの開催
- 医療安全便りの配信
- 日本医療機能評価機構、日本医療安全調査機構等からの情報配信
情報収集・分析
- インシデント等報告分析
- 死亡死産事例報告分析
- 院内ラウンドの実施
- 部署ヒアリングの実施
- 日本医療機能評価機構、日本医療安全調査機構等からの情報収集
事例対応
- 事例検討会の開催
- 医療事故調査委員会の開催
- 日本医療機能評価機構、日本医療安全調査機構等へ報告
医療安全文化の醸成
- 各部門(部署)の医療安全取組みの共有
- 医療安全推進週間の開催
地域連携
- 医療安全対策加算算定施設との相互ラウンド、合同カンファレンス
2.患者誤認防止 ~誤った検査・治療がなされないように~
病院にはたくさんの患者さんが来院されますが、同姓同名や類似した氏名の方がたくさんいらっしゃいます。患者さん 間違いは重大事故につながるため細心の注意を払っておりますが、患者さんご自身にもご協力をお願いしております。
患者誤認ポスター
患者誤認ポスター
フルネームを名乗っていますか?
外来診察の開始時、点滴や採血などの医療処置時など、氏名を確認する場面はたくさんあります。
入院生活では、 配膳やお薬を配る時も含め、1日に何度も名乗っていただく場面があります。お互いに顔と名前を知っている関係で あっても、安心・安全な医療を受けていただくために、ぜひフルネームと生年月日をおっしゃっていただくようお願いいたします。
また、お名前の記載されているものは、ご自身でも間違いないかご確認下さい。
入院生活では、 配膳やお薬を配る時も含め、1日に何度も名乗っていただく場面があります。お互いに顔と名前を知っている関係で あっても、安心・安全な医療を受けていただくために、ぜひフルネームと生年月日をおっしゃっていただくようお願いいたします。
また、お名前の記載されているものは、ご自身でも間違いないかご確認下さい。
当院では誤認防止対策として、
- 患者さまにフルネームで名乗っていただきます。同姓同名または類似している場合は、生年月日や住所等で再確認をします。
- 入院中は常時リストバンドを装着していただきます。
リストバンドには、患者さんの名前・ID番号・性別・生年月日・バーコードが記載されています。 - モバイルターミナルで、患者さんのリストバンド・電子カルテ(またはモバイルタブレット)・医薬品(注射ラベル)を機械的に認証する三点認証システムを採用しています。
3.転倒・転落防止 ~思わぬ転倒・転落が起きないように~
入院生活は、普段の生活とは異なる環境になり、また体調も万全ではない状態で過ごされることと思います。せっかくの病気の治療の他に、転倒・転落することで療養が長引いてしまうことがないとは言えません。
そのため入院時には、患者さんにも気をつけていただけるよう、転倒・転落予防のためのリーフレットをお渡ししています。
そのため入院時には、患者さんにも気をつけていただけるよう、転倒・転落予防のためのリーフレットをお渡ししています。
4.医療安全推進週間
厚生労働省は2001年から、毎年11月25日(いい医療に向かってGO)を含む期間を「医療安全推進週間」と定め、「患者さんの安全を守るための医療関係者の共同行動」と「国民の理解と認識を深める」ことを目的として医療安全推進週間の開催を推奨しています。
当院は、安全で安心な医療を提供する場を患者さん、ご家族、地域の皆さんと一緒につくりあげて行くことを目指し、 2004年から継続して医療安全推進週間を開催しています。
当院は、安全で安心な医療を提供する場を患者さん、ご家族、地域の皆さんと一緒につくりあげて行くことを目指し、 2004年から継続して医療安全推進週間を開催しています。