チーム発想法
研修レポート

東北公済病院看護部では、患者機能領域・レベル1看護師研修の一環として『チーム発想法』の研修を実施しています。
4月に入職したスタッフを中心に10月までの7ヶ月ほどの間に、看護現場で体験した失敗や困難な出来事について、グループメンバーや先輩看護師の援助のもとに振り返り「問題の本質」を明らかにし、今後の看護の発展の糸口を見出します。
10月上旬に院内で「事前学習会」を実施し、数回のグループワークを経て、10月下旬に2日間の研修を行いました。
今回は、研修風景をもとに新入職スタッフやファシリテーターの皆さまの奮闘ぶりをご紹介します。
チーム発想法の研修とは・・・
・失敗や体験の事実を直視し、状況のニーズをつかみ、問題の本質を捉える研修です。
・四つの段階を経て、事実から何が問題の本質となっているのかを見出していきます。
☆四つの段階☆
第一段階 「事実のデータ化」
第二段階 「データの整理化」
第三段階 「構造化」
第四段階 「作品化」
までの四つの段階を行い、最後に発表会となります。



みなさん、2日間の研修本当にお疲れ様でした。
「自分の失敗の根本に気付くことができた」「楽しかった」「今までの自分を客観的に見つめ直す事ができた」など、たくさんの気付きが得られたという感想が聞かれました。研修を行うことで、一回り成長した自分に出会えたようです。今回の研修で得た学びを、今後の看護に更にいかしてくださいね。
2日間、研修へのご協力をしていただいたスタッフの皆さまにも深く感謝いたします。