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泌尿器科

完全予約制(必ずご確認ください)

再診

医師の判断でご予約をお取りいたします。
なお、手術や専門的な診療を必要としない患者さん・病状が安定している患者さんはクリニックや他の病院へ紹介させていただく場合もございます。(当院他科に通院中の場合も含む)

新患

紹介状の他にご予約が必要となります。
ご予約は医療機関からのお申込みに限らせていただいておりますので、
紹介状をお受け取りになる際に必ず紹介元の医療機関から予約の手続きを行っていただきますようお願いいたします。

ご挨拶

このたびは、東北公済病院泌尿器科のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。また、連携医の先生方におかれましては、日頃より多くの患者さんをご紹介いただき、誠にありがとうございます。

泌尿器科統括部長の 山田 成幸(やまだ しげゆき)と申します。
当院泌尿器科は現在、小生と黒田悠太(くろた ゆうた)医長の常勤医2名体制で運営しております。
当院は仙台中心部に位置する中規模病院であり、医療用ロボット(ダヴィンチサージカルシステム)を有する大病院とは異なりますので中規模病院ならではの魅力・特色を出すように心がけて診療を行っております。

中規模病院ならではのフットワークの軽さを強みとして、迅速かつ的確な診断を行っています。

悪性疾患の手術治療や放射線治療などは設備の関係もあり当院で可能ではないこともありますが、他施設への紹介前に治療方法についてわかりやすく説明いたします。その際には病気の根治性に加えて患者さんのQOL(生活の質)に配慮した最適な治療提案を行います。時間も午後に30分の診療枠を設けています。
当院で可能な手術(膀胱がん経尿道的手術、尿路結石経尿道的手術など)については、他施設よりも出来るだけ手術待機時間が短くなるように努めております。当科では新患の完全予約制とさせていただいていますが、これにより受診日より前に患者さんの状況を紹介状で把握し、初診日に出来る限りの検査や早めの画像検査枠・手術枠の確保に努めています。

スピードだけではなく、安全性にも配慮しています。

前立腺がん確定診断のためには前立腺の針生検検査が必要ですが、検査の適応(生検を行うべきかどうか)判断のためにMRI撮影をお勧めしています。診療ガイドラインでも生検適応の判断にMRI所見を参考にするように推奨されていますが、いわゆる大病院ではMRI検査枠の問題から施行されないで生検適応とされているのが現状です。MRIにより不要な生検を回避して正診率を向上させることが出来ています(当科では正診率75%)。また、針生検の検査時に肛門鏡を用いて直腸出血の確認を行っており、出血が多い場合の迅速な対応を可能にしています。これにより時間外の高度出血はほぼ無くなっています。生検検査は1泊入院で行っていますので、生検後の出血・排尿困難・発熱にもしっかり対応できています。

迅速な入院での治療が可能です。

悪性疾患以外にも尿路結石・尿路感染症・排尿障害・などの良性疾患もあり、泌尿器科で扱う疾患は多岐にわたっています。
尿路結石(尿管結石による疼痛発作)においては即時にCTで確定診断を行い疼痛コントロールに努めています。疼痛の改善が思わしくない場合には入院での治療も可能です。
急性腎盂腎炎・急性前立腺炎・急性精巣上体炎などはクリニックによる外来治療では難しく入院治療を要することもありますが、迅速な入院治療が可能です。

高度排尿障害に対する間欠自己導尿の指導に注力しています。

高度の排尿障害で尿閉(膀胱に尿が緊満して排出できない状態)となった場合には尿道カテーテルの留置が必要であり、薬物治療でも自然排尿が回復しない場合があります。当科では数日の入院で間欠自己導尿手技を指導して、カテーテル持続留置から脱却できるように努めています。

地域の皆さま、連携医の皆さまの御期待に沿えるようスタッフ一同で精進していく所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

診療科の特色・強み

画像検査を有効活用し、迅速かつ適切な診断に繋げている

  1. 前立腺がんの確定診断には針生検による組織検査が必要ですが、当科では事前にMRIを撮影することで不要な生検の削減と正診率の向上に努めています。MRI検査の予約も概ね2-3週間以内と短めです。
  2. 尿管結石疑いで受診した患者さんでは即日で単純CTの撮影が可能です。CTは尿路結石の診断に非常に有効です。

検査や手術までの待機期間が短い

新患は完全予約制なので、受診日より前に紹介状の内容を確認しております。必要な検査や手術があらかじめ想定できる場合には早めの検査枠や手術枠を確保することで待機時間の短いスムーズな診療へと繋げています。

大病院では行わない良性疾患の手術にも対応

いわゆる大病院の泌尿器科では悪性疾患に対するロボット支援手術をメインに行っているため、一部の良性疾患については手術治療の対象にしていません。男性の陰嚢水腫は生命予後には影響しませんが、大きくなると生活の質(QOL)が低下します。当科では陰嚢水腫など、QOLに係わる良性疾患の手術も行っております。

健診センターとの連携

当院は併設の健診センターを有しており、人間ドックを受診することができます。PSA採血による前立腺がんの早期発見やエコーによる尿路結石や尿路悪性腫瘍の早期発見に努めています。異常の有った場合には当科の診療予約を優先的にお取りできますので、是非ご活用ください。ちなみに2月から5月は人間ドックの期間限定割引を行っておりますので、ご利用ください。

診療方針

泌尿器科で扱う疾患は、感染症・排尿障害・尿路結石などの良性疾患、腎臓がん・膀胱がん・前立腺がんなどの悪性疾患と多岐にわたっています。
まずは的確な診断を行い、治療方法についてわかりやすく説明いたします。その上で、病気の根治性に加えて患者さんのQOL(生活の質)に配慮した最適な治療を安全に行います。
悪性疾患・尿路結石ともに低侵襲治療を中心に行っています。尿路結石は手術だけでなく生活指導による再発予防に力を入れています。骨盤臓器脱は形態のみでなく排尿機能を考慮した治療を行っています。臓器脱の手術が必要な患者さんは連携施設へ紹介させていただいています。
患者さんの多くは、登録医の先生からご紹介いただいております。当院での治療後(特に、良性疾患の患者さん)は、かかりつけ医へ逆紹介することを原則にしています。

主な診療内容

泌尿器がんの早期発見・低侵襲治療

前立腺がんはPSA検診の普及により急増していますが、診断には針生検による組織検査が必要です。当科では事前にMRIを撮影することで不要な生検の削減と正診率の向上に努めています。検査は1泊2日のクリニカルパスで行っています。組織検査で前立腺がんと診断された患者さんには治療選択肢を詳しく説明し、患者さんに応じた方法をアドバイスいたします。ロボット支援手術や放射線治療を希望される場合は一時的に他院へ紹介としますが、治療後のフォローアップは当院で継続可能です。また、再発例や転移例に対しては薬物療法がメインとなりますが、がん治療認定医(山田成幸・黒田悠太)・薬剤師・認定看護師が協力しながら治療を進めています。
膀胱がんの治療は主に早期がんに対する内視鏡手術を行っています(3泊4日のクリニカルパス)。膀胱がんは再発が多いがんなので、再発予防の膀胱注入療法に力を入れています。膀胱全摘手術が必要な進行がんの場合には、大学病院などの高次医療機関と連携しており、速やかに紹介できる体制を整えています。
腎臓がんの手術治療の多くは近年ロボット支援手術となっているため診断後は高次医療機関に紹介しています。治療後のフォローアップは当院で継続可能です。再発例や転移例に対しては免疫チェックポイント阻害薬による免疫治療が中心になるため、現時点では大学病院などの高次医療機関と連携して紹介としていますが将来的には当院で行える体制を構築する予定です。

尿路結石の低侵襲治療・再発予防の生活指導

尿路結石は近年増加傾向にあり、男性の7人に1人、女性の15人に1人は生涯のうちに疼痛発作を経験する国民病ともいえる疾患です。生活習慣病であるメタボリック症候群が主な原因と考えられており、再発が多いのが特徴です。尿管結石による痛みは急激に起こる激痛であるため、当院を救急受診される患者さんの中にも尿管結石の方が相当数おられます。
当科では尿路結石に対して経尿道的な内視鏡手術 (TUL) に力を入れています。この治療は従来行われてきた体外衝撃波治療(ESWL)に比べ、全身麻酔が必要なものの結石除去の成功率が高いのが特徴です。当科では4泊5日のクリニカルパスで治療を行っており、術後には栄養士による面談を行って再発予防に努めています。2023年度からは従来の硬性鏡治療に加えて軟性鏡による腎結石の治療にも適応を広げています。

体外衝撃波治療は器械老朽化と内視鏡手術への移行により、2017年で終了とさせていただきました。

女性骨盤臓器脱の手術治療

現在当科では経腟メッシュ手術を行っておりません。

骨盤臓器脱は軽度の場合には骨盤底筋体操やリング挿入などの保存的治療が有効ですが、中等度以上では手術治療が必要になることがあります。悪性疾患とは異なり生命には影響はありませんが、QOL(生活の質)には影響が大きい疾患です。
骨盤臓器脱は排尿障害を合併していることが多いことから、排尿機能も考えながら治療を行う必要があります。現在では、腹腔鏡またはロボット支援での仙骨膣固定術が最も有効な手術治療とされており、必要に応じて大学病院や医療センターの産婦人科に紹介を行っています。安全性の高い仙骨膣固定術の普及により経腟メッシュ手術は全国的にも施行件数が減少しており、現在は当科でも行っておりません。いずれの手術を行った場合でも術後の排尿状態の管理を含めて当科でフォローアップが可能です。

泌尿器科統括部長

山田 成幸

やまだ しげゆき

専門分野
  • 泌尿器科全般(泌尿器悪性腫瘍)
資格
  • 日本泌尿器科学会指導医・専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 臨床研修指導医講習会 修了
  • 第67回 宮城県緩和ケア研修会 修了

泌尿器科医長

黒田 悠太

くろた ゆうた

専門分野
  • 泌尿器科全般
資格
  • 日本泌尿器科学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

外来診療担当医表

午前 山田(第1・3・5)
黒田
手術 山田
黒田
山田
黒田(第1・3・5)
山田
黒田

受付時間

初診の方
8:30〜11:00
再診の方
8:30〜11:00

初診の方へ

完全予約制:連携医から当院地域医療センターを通じての新患予約が必要ですので御協力下さい。

再診の方へ

待ち時間短縮や診療時間確保のため、原則として予約診療をしておりますので御協力下さい。なお、手術や専門的な診療を必要としない患者さん・病状が安定している患者さんはクリニックや他の病院へ紹介させていただく場合もございます。
(当院他科に通院中の場合も含む)
予約のない場合:緊急性の高い患者さんを優先して診療するため、緊急性の低い患者さんでは後日の予約を取らせていただくことがございます。

2024年 総手術件数:99件(前立腺針生検は除く)

疾患名 件数
経尿道的膀胱腫瘍切除術 (TURBT) 32
経尿道的尿管砕石術 (TUL) 22
体外衝撃波砕石術 (ESWL) 0
膀胱結石摘除術:経尿道的手術 2
経尿道的尿管ステント留置術 32
陰嚢水腫根治術 0
精索捻転手術 0
骨盤臓器脱メッシュ修復術 (TVM) 0
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 0
開放性腎(尿管)悪性腫瘍手術 0
前立腺生検 29

2023年 総手術件数:105件(前立腺針生検は除く)

疾患名 件数
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 2
開放性腎(尿管)悪性腫瘍手術 0
開放性単純腎摘除術 0
経尿道的膀胱腫瘍切除術 (TURBT) 30
経尿道的尿管砕石術 (TUL) 14
体外衝撃波砕石術 (ESWL) 0
膀胱結石摘除術:経尿道的手術 6
骨盤臓器脱メッシュ修復術 (TVM) 0
経尿道的尿管ステント留置術 40
陰嚢水腫根治術 6
精索捻転手術 2
前立腺針生検 26

泌尿器科からのお知らせ

  • 泌尿器科外来 完全予約制となっております